4K放送を見たいけどどうやったら見られるのかわからない。。。
インターネットで見られるって聞いたけどどうやってみられるの？
4K放送を見るのに必要なものは？
4K放送がスタートしましたが、こういった疑問を持っている人は多いともいます。
4Kテレビを持っている人も増えてきて、せっかく4Kテレビを持っているなら4K放送見たいですよね。
そこでこのページではアンテナを使う方法以外にもネットを使った4K放送の見方も含めて解説していきます。
4K放送の見方について興味のある人なら必ず参考にしてもらえると思うのでぜひ読んでみてください。
4K8K放送って何？
家電売り場などで今や当たり前のように売っている4Kテレビ。もう4Kテレビを持っているという人も多いと思います。
4Kテレビというのはハイビジョンを超えためちゃくちゃキレイな画質で見られるテレビのことで、「4K放送」は「4Kテレビで見られるめちゃくちゃキレイな画質でやっているテレビ放送」のことです。
さらに4Kの上に「8K」というのもあり、それをあわせて「4K8K放送」と呼ばれることもあります。
4K8K放送は衛星放送のみ。地上波はありません。
現在4K8K放送は衛星放送のみで放映さています。
将来的に地上波での4K放送も始まる予定はあるようですが、2019年3月現在は確定的な日にちなどは決まっていないので衛星放送を受信するしかありません。
4K8K放送は何が良いの？メリットは？
画像が良いというのは何となくわかりますが、4K8K放送の何が良いのかわかりづらいのでわかりやすくどんなメリットがあるのか確認してみましょう。
映像がハイビジョンよりずっと高画質に
ハイビジョンの4倍キレイと言われてもわかりづらいのですが、とにかく映像がキレイなので画面にググッと入り込むことができます。あまりにキレイなので大画面の4Kテレビで4Kの風景映像を見るとまるでその場にいるかの様な感覚です。これは個人的な感想なのですがむしろその場にいるよりよく見える感じがするほどの画質です。
画質がハイビジョンよりかなりキレイということでスポーツ観戦にも最適。特に2020年の東京オリンピックに向けて国全体がどんどん後押しして4Kコンテンツを配信していくと言われていますので今後にかなり期待できます。
東京オリンピックを高画質で見たい！歴史に残るシーンをキレイに録画しておきたい！という人は4K放送はかなり魅力的です。
8Kについては4Kのさらに後になるので「次は8Kになるんだな」くらいの感覚でも良いでしょう。8Kについては対応テレビも少なく今後はまだまだ未定の状態です。
4K8K放送は独自の番組や先行放送もある
4K8K放送は多くが地上波やBSで放送されているのと同じ内容の番組で画質がキレイになったものが放送されていますが、NHKでは土曜日は4Kのオリジナル番組のみで放送されています。
ほかにも大河ドラマが先行で放送されるなど4K8Kならではのサービスもあります。
スポーツ、ドラマ、旅、自然、映画、アニメなども4K8Kで放送せているのできれいな画質で入り込みたいという人なら臨場感がかなりすごいので感動できるはずです(*^_^*)
4K放送を見るにはどうしたら良いの？視聴方法は？
4K放送は現在のところ衛星放送でしか放送されていないので地デジと同じようには見ることができません。
視聴方法としては、
1.アンテナから受信する
2.光回線のインターネットで受信する
という2つの方法があります。
アンテナから受信する
衛星放送と同じようにアンテナとチューナーを使って見る方法です。
アンテナは4K対応のものが必要で、チューナーはテレビに4K対応チューナーを内蔵していなければ4K対応のものを用意する必要があります。チューナーはテレビメーカーから発売されていて値段は20,000円前後。
両方とも4Kに対応していなければ視聴することができないので、自宅にすでにアンテナやチューナーがあるけれど対応しているかよく分からない人は説明書やメーカーへ問い合わせるなどしてチェックしてみてください。
アンテナから受信するタイプのメリットとデメリット
衛星放送を受信するために4K対応のアンテナが必要になるというのと、衛星の電波が天候で左右されるというのがデメリットです。
家にアンテナがなければ新しく取り付ける必要がありますし、アンテナがあるという家でも4K対応でなければ取り換える必要があります。
また集合住宅では取り付けるといってもベランダの手すりにつけるか屋上に設置してもらうしかないので、規約や交渉などでかなり手間がかかります。
また天気が荒れている時に受信できない時があるので、台風などで家にいなければいけない時に限って見られないなんていうこともあるのでこれもデメリットです。
インターネットタイプと比べた場合のメリットとしては4K放送を受信するための受信料金はかからないというのがあり、総額としてはアンテナから受信するタイプの方が安くなりそうです。
光回線のインターネットで受信する
4K8K放送は衛星放送だけでなく光回線のインターネットからも受信することができます。
インターネットで受信できると知って自分も思ってしまったのですが「え、それなら何も準備しないで見られるの！？」と思ってしまうかもしれませんが、残念ながらそういう訳ではありません(´・ω・)
「視聴できる」のではなく「受信」できるということなので、アンテナは必要ないのですが「チューナー」は必要になります。
アンテナで受信するタイプと同じものを使うので、20,000円前後でテレビメーカーなどから販売されています。
インターネットはあくまで4K放送を受信するための道具なので視聴までできるYouTubeなどの動画配信サービスとは違うのでここをおさえておかないと、「4K見れないやんけ！」となってしまいます。4Kチューナーを忘れずに用意してください。
4K放送対応チューナー内蔵型のテレビであればチューナーは必要ありません。
インターネット受信するタイプのメリットとデメリット
インターネットでの受信でのメリットとしてアンテナから受信するので安定感は高くなるというのがあります。
天候の問題もアンテナにくらべれば少なります。ただ衛星放送なのであまりにもひどい天気の場合はさすがに見られなくなることもあるかもしれないとは注意書きがされています。
デメリットとしては工事費と月々の料金がかかるという部分。
工事費は光回線の開通の時に申し込んでおくと6,000～7,000円ほど、後から申し込むと1万1,000円ほどかかります。つまり4K対応アンテナを買うのと同じくらいの費用がかかります。さらに月額も750円ほどかかるので、アンテナで視聴するのとくらべて総額は高くなるのはデメリットですね。
インターネットでの4K放送の受信方法
ここからはインターネットでの4K放送の受信方法を解説していきます。
いくつかの手順と条件があってそれをクリアしていなければ受信できないので確認していきましょう。
4K放送が見られるテレビとチューナーを用意する
一部のテレビやチューナー、ケーブルテレビなどを経由すると4Kに対応していないテレビでも4K放送を見ることができる方法もあるのですが、基本的には4K対応テレビで視聴するので4Kテレビが必要です。
テレビ以外にも4K対応チューナーを用意する必要があります。2万円前後しますがインターネットの動画サービスではないので、これがないと4K放送をテレビに映すことができません。
4K放送対応チューナーを内蔵している4Kテレビもあるのでチューナーを別に設置するのは嫌だなという人はチューナー内蔵タイプの4Kテレビを選ぶことも考えておきましょう。
4K放送が見られる光回線を用意する
インターネットにつながっていればどの回線でも見られるという訳ではなく「フレッツ光」か「対応している光コラボレーション」または「NURO光」の光回線が必要になります。
これ以外の光回線やADSLなどのインターネット回線で4K放送を見ることはできません。
フレッツ光には「フレッツテレビ」という地上波や衛星放送をアンテナなしで受信できるサービスがあり、このフレッツテレビで4K放送が受信できます。
フレッツ光以外の「光コラボレーション」や「NURO光」はフレッツ光と同じNTTの光回線を使っているので、フレッツテレビのシステムを利用することができます。
ただ光コラボレーションの全てで4K放送を見られる訳ではなく、あくまで「テレビサービスを提供している光コラボレーション」でのみ視聴ができるということろに注意してください。
具体的には、
ドコモ光 「ドコモ光テレビオプション」
ソフトバンク光 「ソフトバンク光テレビ」
ソネット光 「So-net 光 テレビ」
ぷらら光 「ぷらら光 ひかりTV」
BIGLOBE光 「ひかりTV for BIGLOBE」
excite光 「excite光テレビ」
OCN光「テレビオプション」
などで視聴できます。
これ以外にも視聴できる光コラボはありますが、光コラボは100以上のサービスがあるのでここで一つ一つ紹介するのは難しいので省きます。各光コラボの視聴できるサービスの詳細を確認して「BSデジタル放送が視聴可能」という記載があれば4K放送が視聴できるはずです。
確実に4Kが視聴できるか知っておきたいのであれば光回線サービスに確認するのが一番確実です。
テレビ視聴サービスへ申し込みと工事
インターネットで4K放送を見るためには光回線会社のテレビが視聴できるオプションに申し込む必要があります。
フレッツ光なら「フレッツテレビ」、ドコモ光なら「ドコモ光テレビオプション」、ぷらら光なら「ぷらら光のひかりTV」などそれぞれの光回線で申し込みをしましょう。
申し込みの時に工事の日程についての連絡がくるので日程についても事前にある程度は考えておくとスムーズです。
あとは当日に工事をして視聴機器を設置したら完了です。
工事の内容は光ケーブルの宅内への引き込みです。家の外から中へ通す工事なのでエアコンなどの穴が空いていればそれを利用して、穴がなければ穴をあけて宅内へと光ケーブルを通すという作業になります。
全体的には大きな工事ではないので1時間ほどの作業時間で費用は回線サービスと同時の申し込みなら6,000～7,000円ほど。別に追加で申し込むと11,000円ほどかかります。
光回線のテレビサービスは4K以外の視聴も楽しい！
4Kだけにしぼって解説してきましたが、フレッツテレビやほかの光コラボのフレッツテレビを使っているテレビサービスというのは4K以外にも楽しいコンテンツがたくさんあります。
オンデマンドのビデオがあるのでレンタルビデオに行く必要はほぼなくなり返却し忘れることもありません。専門チャンネルもかなりの数があるのでスポーツなど趣味の番組を一日中見続けるなんていうこともできます。
テレビをインターネットにつなげるだけでかなりテレビを使う幅が広がるので、むしろ4K放送を見が見られる様になるより大きなメリットがあると思います。まだテレビをネットにつなげていないという人はこの機会にテレビサービスに加入するのはかなりおすすめです。
まとめ
4K放送はアンテナだけでなくインターネット回線を使って見ることができます。
インターネットから4K放送を受信するのにチューナーを用意したり工事をしたりで3万円ほど費用がかかってしまうんですが、光回線のテレビサービスを利用できると4KやBS放送を見られるのはもちろん映画などを借りに行く必要がなくなったり好きなスポーツ番組を楽しめるのでテレビの楽しさは何倍にもなります＼(^o^)／
アンテナから受信するタイプは安いのですが4Kだけ考えてやめてしまうのはもったいないほどです。
またオリンピック直前になると工事が立て込んで混雑してしまうことも予想されるので、オリンピックを4Kで楽しみたいという人も早めに4K放送を見られるようにしておく方が安心でしょう。
これから光回線を契約してインターネットを使って4K放送を見たいという人は、光回線を選ぶときに4Kを視聴できる光回線サービスを選んで、申し込みと同時にテレビサービスを始めることで工事費が5,000円ほど安くなるので忘れないようにしましょう(^_^)
4K放送って光回線を使って見られるって全然知らなかった。せっかくの4Kテレビも放送が4Kじゃないともったいないし、めちゃくちゃキレイだから4Kテレビ持ってる人に教えてあげようかな。東京オリンピックとかスポーツも4Kで見たいなぁ(´ー｀)
